2016-05-20(Fri)

シューフィッター資格を取らなかった理由

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私が資格を持っていない理由

  実際シューフィッターの資格を持っている販売員がいる店と

いない店では店員の経験にもよるかと思いますが、

やはり靴を選ぶときのアドバイスには差が出るように思います

。 そのため靴の量販店しか経験したことがなかった私も

個人で、店を開業するにあたって、今までの販売方法ではなく、

少しレベルを上げて、スキルアップを図るため

この資格を取ろうと思い協会に問い合わせをしました.

しかしこの不況の中どこの靴屋も生き残りをかけて、

それぞれが接客重視の方向へながれていたのか、

かなりの申し込みがあるようで、私が問い合わせた時点では

一年後の予約という返事でした。

その時点では、まだあきらめてはいなかったのですが、

ちょうどその時、運良くお世話になっていたメーカーから声がかかり、

そのメーカーが展開しているウォーキングシューズのブランドショップが


オープンするので、その店のオープニングスタッフとして手伝わせていただくことになりました。

その店は、ブランドショップなので販売方法も

私が今まで行っていた量販店とは異なった販売方法を行なうため

研修として実際すでに営業している同じブランドショップに入り、

シューフィッターの中でもシューフィッターになりたい人に教える指導員の資格を持つ

「バチェラー」というワンランク上のグレードの資格を持つ店長から研修を受けました。

その研修では、商品知識だけでなく、

足に関することから、色々な靴に関する知識や接客方法の指導を受けることが出来ました。

そのおかげで今まで実際に店長として売り場に立って接客していたときに、

もしお客さんに突っ込まれて質問されれば答えられなかったような、

ぼんやりした部分がはっきりと知識として理解でき、

たった2~3日の研修でしたが、

内容が濃く自分の靴屋としてのレベルは確実に上がったように感じました。

そしてまた、つくづくと私がいた量販の靴屋の研修と

シューフィッターの指導員による研修とでは

比べ物にならないくらい知識と技術においてレベルの差があることを実感しました。

しかしオープンした段階で

実際に研修で習った知識と今までの経験を生かし接客を行なっているうちに、ある疑問が浮かび上がってきたのです。

それはどんなに足のことや靴のことなどの知識があったとしても、

店で販売する商品のアイテム数は限られていて、

ましてブランドのショップの場合であればそれがさらに限られていて、

せっかく測定したサイズも、そのサイズが売り場になければ、

そのサイズに近い商品を勧めることしかできないことです。

そういった意味では知識の差は別として、

どんなに正確な足のサイズを測定したところで、

お客さんには「あなたの足はこんなタイプの足です。」と説明できるだけで、

あとは結局、試し履きをしてもらって、お客さんに決めていただくといった

一般の小売店の販売と変わらないように感じたからです。

そしてまた私がお世話になっていたブランドショップは

雑誌に紹介されるような計測器の最先端をいくハイテクの足型測定器を設置していて、

足を測定器の箱の中に入れて、画面のボタンを押せば足の立体的な形や、

足のあらゆる部分の数値が測定でき、

そのデータを簡単にプリントアウトできるといった非常に優れた測定器でした。

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そんな機械を使って計測しているうちに、

シューフィッターの資格を取る際に必要な手作業での足形測定も、わざわざ手作業で足型を計測しなくても、

いずれコンピュータによってもっと簡単に測定できるようになって

コストダウンが図られ、一般の靴屋でも機械で測定することが当たり前に

なるときが来るかもしれないように感じはじめました。

いずれは測定器に各メーカーの数値データなどの情報を入力して、

足を測定すると同時にお勧めの商品が自動的にピックアップできるようにはなる時がくるかも知れません。

しかしそういったことが可能になっても結局は機械が選んだ靴は、

数値的にはぴったりであっても実際履いてみれば、

それが本当にぴったりかどうか、またはそのデザインが好みかどうか、

など人によっての好みのサイズや形は数値化できないので、

やはり「こんなタイプの足です」と説明するだけで実際は終わってしまうように感じました。

このようなことを考えるようになり

とりあえず早急にシューフィッターの資格は必要ないと思い

、 私は現在に至ります。

といっても誤解のないように付け加えると、

私も少しの研修を受けただけでレベルアップが図れたと思うくらいなので、

シューフィッターの資格を持っているということは

個々にレベルの差はあると思いますが、

少なくとも資格を取るためには足についても、靴についても、講習があるので

ある程度は勉強している証しなので、

お客さんの靴選びの良きアドバイザーとなると思います。

私自身もお金と時間に余裕ができれば資格を習得したいと思っています。

そのためシューフィッターが居るか、居ないかといった点も

店を選ぶひとつの重要なポイントだと思います。





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