2012-05-10(Thu)
要望を伝えるコミュニケーション2
靴選びで、重要なのが店員とのコミュニケーションです。
前回に続き、
よく売り場で聞く、わかりにくい要望の伝え方を紹介します。
年配の女性に意外と多いのが
*「私に合う靴を選んで」です。
この言い方も、店員にとっては非常に「漠然」としているので対応が難しい部類です。
店員としては結局は
「こういった靴はいかがでしょうか」と
最初は差しさわりのない商品で、
あまり価格も安過ぎないといった商品からすすめていきます。
そうしながら様子を探って、そのお客さんの好みの商品に近づいていくしかありません。
またこの場合も店員のすすめる商品が、
最初からお客様の要望とかけ離れていてはこの時間がロスとなってしまいます。
そしてお互いに疲れてしまって
結局は何も買わないという結果になってしまいます。
*「おしゃれな靴を買いに来た」
この言い方も店員と、お客様との趣味の問題で、
店員がこの靴はおしゃれだと思っていても、
お客様にとってはただの靴といった場合が多いかもしれません。
そして、もし店員がすすめた商品を、
お客様が
「そういった商品ではない」と
簡単に否定して言ってしまえば、
その場合
「これはお洒落です」
と言った店員のセンスを否定してしまうのと同時に、
逆に店員からは、
「この商品の良さがわからない、センスのない客」
と腹の中で逆に否定される可能性もあります。
私も売り場で何度も同様なやりとりをした経験がありますが、
やはり接客業なので口には出せませんが販売員も人間です。
心の中では
「あなたのようなセンスのない方に、商品をどうのこうのと言われたくない」
と思ったのは事実です。
そのためデザインで靴を選ぶのであれば、
まず店員に声をかける前に店内をぐるりと見わたして、
自分でどのような商品があるのかをある程度探すほうがはるかに早いと思います。
そしてひととおり見て売り場に気に入ったのが無ければ、
その時は店員に聞くまでも無く、
この店には自分の好みの商品は無いと考えるべきです。
それはなぜかといえば、だいたい一般的な売り場では店頭に並んでいない商品は、
その日に入荷した商品か、
チラシ用に確保している商品ぐらいで、
その他の商品のほとんどは店頭に陳列されているからです。
そのため、よほど広い敷地の売り場で、
全ての商品が見られないと思うくらいの売り場でないかぎり、
あえてその売り場を否定するように店員に、
わざわざ
「おしゃれな靴」は無いのかと聞かないほうが、
お互いに腹の中でお洒落に対する感性を否定しあわなくて、
気分の悪い思いをしなくて済むと思います。
*ウォーキングシューズ特集はこちらです。
*中敷についてはこちらです。
アシックス・ランウォーク

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