2012-04-22(Sun)
手と足は感じ方が違います。
靴選びの障害になるのは前回も紹介しましたが、
「思い込み」です。
「サイズに縛られない」のと同様に、
靴選びの選択肢を少なくしている誤解が、
手と、足の、力の違いです。
これは、頻繁にどこの靴売り場で見られる光景だと思いますが、
靴を手にとって上下させることで、
靴の重さを確認している方が多くいます。
そしてその行動はサイズ、デザインに関係なく、
売り場にあるほとんどの靴が対象で重さを確かめているようです。
このしぐさから店員としては
「私は、軽い靴を探しています」
というアピールだとわかります。
でもこの行為も選択肢を狭めてしまう要因のひとつだと思います。
それは
手の力と、足の力は違うからです。
詳しく述べますと、
手では、何グラムという細かい重さの違いはわかっても、
足は力があるので、そこまで微妙な違いはわからないようです。
実際、私もはっきりとした数字は覚えていませんがメーカーの説明会で、
靴の重さについての説明を受けたとき、
何グラム~何グラムの間であれば、手で持った時は違いがわかっても、
実際履いてみると、
その違いはあまりわからないといった説明を聞いたことがあります。
そしてまた本などでも同様のことを読んでいたので
知識としては私も理解していました。
そのため先ほどの手で重さを調べているお客さんに対して、
「病気などで体力や筋力が落ちている場合以外は、
手と足は力が違うから一度履いてみてください」
と説明はしていましたが、
最近になって手と足の力の差が違うということを実感しました。
それはダイエットを目的にウォーキングを始めたのですが、
そのウォーキングの方法は、少し重い靴を履いて行なうウォーキングです。
メーカーのカタログに
「脂肪を効率良く燃焼させる靴」
という売り文句の商品があるのを知って一度試してみようと思い商品を取り寄せたところ、
運送屋より届いた荷物を持った瞬間、ずしりと重さを感じました。
それは当然で、
その靴はメンズ用ですが片足だけで約1.4kgもあり、
箱の重さも入れると両方入っているので約3kg弱あるからです。
最初私も「こんな靴を履いて歩けるのか」と思いましたが、
実際箱から出した靴を履いてみると、案外抵抗無く歩けるものでした。
慣れるとパンフレットに載っているとおり
靴の重さが、振り子のようになるので歩きやすく
30~40分くらいのウォーキングも平気でできるようになりました。
この靴は脂肪を燃やすエクササイズを目的に作られた特殊な靴ですが、
このことからもわかるように
手と足では力が違うため感じる重さが違うということです。
これは極端な例でしたが、
確かに普通の靴でも履いていて重く感じる靴もあります。
しかし重い靴、軽い靴のどちらが良いのかはわからないようですが、
商品を生産しているメーカーも売れる商品を作るため履き心地を考えて
適度な重さを考えていると思います。
そのため極端に重いと感じる靴以外は、
重さばかりをチェックせずに、
履き心地に関する、クッション性や機能などのチェックを
重点に考えたほうが良いのではないかなと思います。
*ウォーキングシューズ特集はこちらです。
*中敷についてはこちらです。
アシックス・ランウォーク

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