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靴販売員の商品知識。
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靴販売員の商品知識。
靴屋の店員にどれほど商品知識があるのかと聞かれれば、また自分を棚にあげますが、私が見てきた範囲では、案外知っているようで、知らないという感じです。
私が初めて靴に携わった店では、最初研修期間として、二週間くらい売り場に立ちましたが、研修といってもその時は全くの素人だったのですべてが新鮮でした。でも今にして思えばたいした内容の研修ではなかったかもしれません。
その研修内容は初日に靴の専門用語と書かれた何かの雑誌のコピーをもらって、それを読むことが商品知識の研修で、次に接客の研修として、お客さんに言われたサイズを探したり、倉庫から持ってきたりしただけで、個々の要望に対応していく具体的な指導もなく二週間の研修が終了しました。
その程度の研修では、まったくわからないことだらけでしたがフランチャイズのような契約を本社と結んでいましたので、私の理解レベルに関係なく、それだけの研修で次の日から私がその店の店長となりました。
そして販売、仕入れ、人事などをすべて任されました。
この時点では私は全くの素人同然で商品が合皮か革かどうかもわかりませんので、いちいち商品リストを見なければ、これが革で、これが合皮ということもわからないといった低レベルでした。
その時はとにかく商品説明よりも何足も試し履きしてもらうことで、知識の無さをカバーしていたように思います。
最初はこんな程度の知識で商品を販売しているのは私だけだと思っていましたが、意外と他の店でも同様でほとんどの方が素人みたいなレベルでした。
今にして思えば商品本部から応援に来られた本部スタッフの方でさえ同じようなレベルでした。
接客といってもお客さんに言われたサイズを出してきて、個々の商品の機能を別に説明をするわけでもなく、一般的な説明だけで、多分お客さんがこれでOKといえば、見るからに合っていない商品でも、なんの説明もなく販売していたように思います。
最近の靴屋は生き残りをかけてスキルアップをはかるため個々に勉強されている店員もいるので、一概に言えませんが、まだまだ意外と多くの店の店員がそういったレベルかもしれません。
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その原因はなにかといえば、
一般的な靴業界は
メーカーが、靴を企画して生産し、その商品をメーカー直系の販売会社、または問屋にまとめて販売し、
販社や問屋から靴の小売店に販売されるといった流通経路になっています。
そのためメーカーの営業が、直系の販社や問屋の仕入れ担当に商品説明をし、そして今度は商品を仕入れた人が自社の営業に説明して、そしてようやく、その営業が個々の小売店の仕入れ担当者に説明することになります。
このようにメーカーから小売店の間の流通過程に人が関われば関わるほど、どんなすばらしい多機能な商品であっても伝わるうちに情報もどんどん少なくなってしまい細かいところまで、販売員に伝わってこなくなってしまうのです。
まだ自分で仕入れて自分で売っている人であれば、仕入れの際に色々と商品の説明を聞くことができますが、
何店舗もあるチェーン店であれば、だいたい仕入れは仕入れ、販売は販売とそれぞれの分担が決まっています。
そのためますます間に人が関わってきますので、
実際に店頭で販売する販売員にまで伝わらず、個々の商品の特徴までわからなくなってくるのは当然のことだと思います。
これは私も量販系の靴屋の時に痛感しました。
それは月に何度か商品リストという書類が送られてきて、革、クロ、紐靴、といった本当に簡単な説明と売価、納期などが並んでいるだけで、その書類を見て何種類もある商品を接客しろと言われてもとても無理な内容でした。
といっても店長としては、それだけの情報で接客しなければならないので、わからないことは何度もメーカーに直接質問するようにしていました。
しかし、そういった商品知識を持たない販売員でも、根気よく接客してくれる店なら、まだ自分にあう靴が見つけることもできると思います。
しかし、そういった方法で商品知識をカバーするのではなくサイズがあわなくてもとりあえず靴を売るという店もあるようですので注意してください。
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