2012-03-30(Fri)
中敷について。
ドイツ製の靴を履いた経験のある方ならわかると思いますが、
ドイツ製の健康靴の中敷きはかなり凹凸があります。
有名なブランドだとビルケンシュトックのサンダルを見ればわかると思います。
[ビルケンシュトック] BIRKENSTOCK BIRKENSTOCK/FLORIDA 154403 D-Brown (ダークブラウン/38)
でも日本で市販されているほとんどの靴の中敷きにはあまり凹凸がありません。
その理由は、あまり凹凸をつけてしまえば、
購買対象が狭くなり色々なお客様に販売しにくくなってしまうからです。
そしてまたあまりフィットしてしまうと通気が悪くなり臭いなども発生する場合もあります。
そんな配慮からほどほどに凹凸をつけて万人受けするように作られているのです。
それでもまだ足は千差万別なので万人に受けるのは難しいのです。
売り場で接客していると、ほとんど凹凸がない靴であっても、
違和感があると感じるお客様もいると思えば、
逆に日頃凹凸がある靴を履かれている方にとっては
なにか物足りないという意見もあります。
私の意見としては、サイズ調整が目的の場合は別として、
取り替えられる中敷きであれば、
ある程度はしっかりした中敷きでアーチ、土踏まずを支えたほうが良いと思います。
それはウォーキングシューズのショップで接客している際に感じました。
私の販売していたウォーキングシューズは
日本製ではめずらしいくらいしっかりしたラインを描いた中敷きを売りにしていました。
その靴をお客様がためし履きしている様子を見ていると、
印象としては
「だらっ~としていた足が、中敷きで支えることによってしゃきっ」
とする感じです。
猫背の人の背中を指で支えて姿勢を良くするのと同じです。
そしてその靴は、外反母趾の方から様々な足に悩みを抱えている方まで
ほとんどがその靴のシリーズで対応できていました。
そのことから考えるとやはりやはりアーチ、土踏まずを
自然な感じに正すことは重要なことで基本的なことだと思います。
といってもしっかり支えるのも度が過ぎると痛みになってくるのも事実です。
私も経験ありますが、土踏まず部分を支えると最初は気持ちが良いので、
どんどん部分的に厚みをプラスして支える高さを高くした結果、
ある一定の高さを超えれば、足に痛みを感じだしました。
かなりの痛みでした。
人間の体はうまく作られている分
自然なラインを壊すと異常がでるようになっているのだと思います。
そのためよく歩く方、足が疲れやすい方、何か悩みがある方などは
最初からセットされている万人受けの差しさわりのない中敷きはやめて、
無理のないレベルで、ある程度しっかりした中敷きに変えてみるのをおすすめします。
*多くのウォーカーに支持される「ソルボ」のインソールはこんな感じです。
補足として
中敷きを入れると圧迫感が変わってくるので必ず入れた状態で確認したほうが良いと思います。
特に中敷きが取り外せない靴に入れる場合は凹凸が
いびつになる場合がありますので気をつけなければなりません。
(サイトマップ)アクセスキワードの多い調整方法も色々とまとめて紹介しています。
興味のあるページがあれば参考にしてください。
*サンダル、パンプスの調整特集
*立ち仕事に向いた靴選び*
*合わなかった靴の対応特集
*色々なインソール、中敷特集
*ウォーキングシューズ特集はこちらです。
・中敷の使い方、種類をまとめたブログ。
「中敷、調整.com」
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